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BLOOD+ Episode-28 「限りあるもの」レビュー
2006.04.23 (Sun)
↓「カイに会えて良かった」のイレーヌ。着色は間に合いませんでしたw
イレーヌ


あらすじは小説風味(スルーしてもOKw)、感想は最後に書いてますです。
続きを読むからどうぞ。

【More・・・】

<28話あらすじ>

シフに遭遇したことをデヴィッド達に報告する小夜。
何故と疑問に思うデヴィッドに、カイはシフ達の「生きたい」という願いをもって答える。
しかし、彼らが敵ではないと進言するカイに小夜は憤りを覚える。
それは、彼女が戦いの目的とする信念の否定に他ならないからだった。


Episode-28 「限りあるもの」


過去を噛み締める。
もう二度と訪れない遠い日の出来事を思い返すとともに、小夜はカイの言葉にも心を曇らせていた。
「ねぇ、ハジ。シフは本当に敵じゃないって思う?」
小夜は自分でも答えを出せなくなった問いを、彼女の傍らにいる従者に問いかけてみた。
「あの時の彼らの殺意は本物でした・・・」

そう。
それは疑いようのない事実。
ハジと共に動物園に向かう道中に襲ってきたのは紛れもなくシフで、彼らの狙いはただ一つ彼女の血であり、命でもあった。
赤い盾本部を襲ってきた時もまた、その目的のためだけに人々を薙ぎ払い迫ってきた。

ならば・・・・・・

戦いの刻限が再び来ることは自明の理だった。
「わかりきったことなのに、カイは・・・どうしてあんなコトを言うんだろう・・・」
戦わざるを得ないと分かっているのにも関わらず、カイの言葉は胸に蟠って仕方ない。
少し一人にして欲しいと小夜はハジに告げ、彼はその望みを音も立てずに成した。


一方、カイもまたかがみ伏す己の心に思案を巡らせていた。
「カイ兄ちゃんが考え事なんて珍しいね!」
今は、弟の笑顔も彼には苦しいばかりだ。

ヨクシュハ斬ル。

直接は口にしなかったものの、彼女から感じ取れた意思はそう告げていた。
「それよりお前のその格好、まるで七五三だな」
そう言ってはぐらかしてみる。
そんなことで、人が変わるという事実は変わらない。
「みんな変わっちまうんだな・・・」
思わず一人ごちて、カイは席をたつ。
彼を見つめる弟の視線はただ心配に満ちていた。
その心配を振り払うようにデヴィッドに話しかけようとするが、ふと思いとどまる。
自分以外はシフを、イレーヌを敵だと認識している事が腹立たしい。
その怒りを拳ごと壁に叩きつける。


彼女、イレーヌはソーンの発現から見る見る内に生気を失っていた。
時間が無い。
そう自覚することは焦燥をつのらせるばかりだ。
「色々話した・・・、楽しかった」

「楽しい・・・?」
一瞬、彼女が口にしたことが理解出来なかった。
それもそう、あの少年とて自分達が狙う小夜の仲間には違いない。
「初めて私たちのこと、分かってくれそうだった」
彼女は諭すように続ける。
「私たち、誰かの思い出になれるかな・・・?」
思い出。
生きることは誰かの記憶に残ることであり、誰かの記憶に残ることは自分の生の証でもある。
「カイは私を道具じゃなく人として認めてくれた。だから・・・私ももっと生きていたいって・・・」
ソーンは自分達には死刑宣告に等しい、文字通り、死の烙印とも言える。
だからこそ、ソーンをその身に宿しながら連ねる「生きたい」という言葉は何よりも重い。
きっと彼女はもう・・・

「望みはある」
モーゼスの言葉がそんな一念を吹き飛ばしてくれた。
小夜の血を奪うこと。
それが我が同胞を救う手段とあらば、ためらうことはないんだ・・・。



「私が戦っていれば、きっとお父さんもリクも昔のままだった・・・!」
それは誰にかけるでもない自責の念。
もう誰も失いたくないし、誰にも変わってほしくない。
「シフと戦うつもりなんだな」
そんな心を知ってか知らずか、彼は見透かしたように言葉を投げかけてきた。
「もう決めたの」
決心を揺らがせるわけにはいかない。
そんな事をすれば、次に失うのは目の前の彼かもしれない。
シフの殺意と必至さはそう決めるには十分な要因だった。
「お前それでいいのかよ!お前が戦うって決めたわけじゃないだろうが!」
それは違う。
ディーバは私が解き放ったのだし、そのせいで今も沢山の人が死んでいる。
これは私の意思の話ではない。
これを宿命と呼ばずして何と言うか。
「俺、今までは人間全体と翼手全体の戦いだって思ってた」
ふと彼は切り出してきた。
「でも、話はそう単純じゃない。人間にだって嫌なヤツはいる。でも、良いヤツだっているだろう?」
そんなことは分かっている。
「翼手ってだけで敵ってことにはならねぇ」
そんなことは分かっている。
「それを認めちまったら、」
なのに・・・
「小夜やリクまで人間の敵だってことになっちまうだろう!」

何故、彼は今その事を口にするのか。

でも。
翼手さえいなければお父さんは死ななかった。
翼手さえいなければリクが瀕死に至ることもなかった。
だから・・・・・・!

「じゃあ、お前は!お互い理解しあえるかもしれないのに、相手の言うことシカトして皆殺しにすればいいってのかよ!」
「じゃあどうしろってのよ!」
怒りが喉までこみ上げてきて、口から飛び出していった。
何より今までそうして生きてきたのだ。
その信念を曲げてしまえば、奪われた命が本当に救われないかもしれない。
「変わっちゃったね、カイ」
彼は以前とは何か違えてしまった。いや変わってしまったのは・・・
「俺は変わらねぇ」
私の方なのだろうか。
自分の家族の運命が戦わざるをえない形に捻じ曲げられて尚、彼だけは変わっていくこと変わってしまうことに苦悩してきたのではないか。


恐らくは兄と同じ想いで、リクは姉と兄の様子を見つめていた。
隣には自分と同じくシュヴァリエと称されるハジがいる。
彼に問うてみる。
こんな時どうするのか、と。
彼は答える。
見守るだけだ、と。
「強いね、ハジは」
本心から一言。
それは身体的な意味よりは、精神的な強さへの憧れだった。
だけど、自分に出来ることなど・・・
「いつまでも小夜の傍にいることだ」
ハジは一つの答えを返してきた。
いや・・・永劫の時を共に生きていくのなら、ハジとて同じはずだ。
「それはハジだって・・・」
一緒でしょ、と言おうとして、
「私には・・・・・・」
何かを暗示させるような含みを持った一言に遮られた。


一方、記者の岡村と真央は世が更けた道を歩いていた。
目指すは調べをつけた目的地だという。
本当にこんなところにカイはいるんだろうか。
東洋人の少女が1人と少年が2人。
どこかで聞いたような組み合わはゴルトシュミット所有だという建物に出入りしている、と岡村は話しかけてきた。
こんな場所に東洋人なんて目立つに決まっている。
それが少年少女だというなら尚更・・・ならば。
先を行く岡村に遅れないように、真央は後をついていった。


「決めたんだ、俺。お前やリクがどんな重荷を背負って、どんなに変わっていっても。俺だけは変わらないって」
決意をそのまま言葉にする。
思えば、最初からこの決意だけは変わってない。
小夜が沖縄で不安を口にした時に「なんくるないさ」とかけた言葉は、自分にかけたようなものでもあった。
あの時から俺は変わらないと決め・・・・・・

「あ!カイ!!」
どこか聞き覚えのある声に名前を呼ばれ、思考は中断していた。
「真央・・・」
学校の同級生である彼女がここにいる道理はない。
「何で・・・?」
と問おうとして、彼女に胸倉を掴まれた。
「探したんだから!ずっとずっと探してたんだから!一体、私がどれだけ心配してると思ったの」
「あ、悪ぃ」
ぞんざいな謝罪の言葉を口にする。
と。
「あんたが音無小夜か?」
見慣れない男が小夜に話しかけていた。


宮城リクから採取した血液から分かった事実を淡々と口にする。
しかし、その興奮や冷めやらぬ。
見つかった第5の塩基、私が名付けた「D-塩基」は人間にはありえないはずの塩基だからである。
人の体を根底から作り変える変態の原点。
翼手の超人的な体に通じる分子レベルの秘密。
「そんな敵を相手に我々はどう戦ったらいい?」
長官の意見ももっともだ。
話だけ聞けば、それこそ無敵という比喩しか当てはまらない。
だが、それは違う。
人間が根絶やしにされてない現実。
「我々はまだ学ばなければならないことがあるようだ」
コリンズ先生の言葉に同意する。
恐らくそれが、翼手に対抗するためのキーポイントだから。


バンバンと扉を叩く。
何でこんな所に閉じ込められているのか。
さっきからカイの名前を呼ぶも一向に返事は無い。
ガンガンと扉を蹴る。
だから、せっかく会えたんだから出てこいっての!
「少しは落ち着いたらどうだ?」
私が頭から湯気を出してるのに、なんでこのオッサンはこんなに落ち着いてるのだろうか。
危険がないことはこいつの落ち着きでなんとなく分かるが、それでもとっ捕まえられたら憤慨してもよいものであろう。
「俺もようやくあのお嬢ちゃんに会えたんだ」
「お嬢ちゃんって音無のこと?」
音無より、このオッサンがなぜ彼女にそれほど執着するのかの方がよっぽど興味深い。
と、急に扉が開いて、小太りのオッサンが部屋を出るように促してきた。

「5000万でいいのか?」
帰って欲しいと進言した小夜に向かって、命がけで5000万使い込んで追ってきたという少女にルイスが一声かける。
なるほど、赤い盾の資金ならそれも容易いであろう。
それでも食い下がらずに、少女はカイにつめよる。
が、帰れと一蹴。
当然だ。
この場所とて確実な安全など保障されていない。
ならば、少しでも早く日本に帰すのが得策であろう。
それよりも、だ。
「そうさ、簡単には帰れねぇよ」
言葉を発した男の方に視線を向ける。
「やっと会えた。探してたんだぜ?」
小夜に眼を向ける男の目的の方が重要である。
「何故、探していた?」
男に問いを投げかける。
「俺が話しを聞きたいのはアンタじゃない。そっちの女子高生の小夜ちゃんの方だ」
単純に聞いても答えないであろうことは推測の範囲内だ。
「デヴィッドさん・・・」
小夜の意を察して、わかっている、と頷き返す。
こちらも極力は手荒な真似はしたくない。
しかし。
動物園、リセルサンクフレッシュの戦い、沖縄、ヤンバル、ハノイ、ボルドー。
男が直接言わずとも、言葉の端々から何をどこまで知ってるかを伺い知ることができた。
真相を知るまで帰りそうにはない、か。
と眉をしかめた時、後ろの方で轟音が響いた。

ダーズが壁をブチ破って突入したのに続き、カルマンも部屋の中へと消えていった。
刻限は深夜。
私たちの太陽の制約から逃れられる唯一の時間。
その限られた時間で小夜を殺すことで、彼らは私を救おうとしてくれている。
少しばかりの時の間隙の後、小夜達とカルマン達が部屋を飛び出してきた。
カルマン、ダーズ、グドリフの3人が小夜と対峙している。
モーゼスとルルゥは部屋の中だろうか。
小さな茂みの中で息を潜めて見守る。
「小夜姉ちゃん!」
ルルゥが落ちてきたのと同時に、上からこちらを指差す少年の姿があった。
剣が私に向けられる。
が、それをなぎ払うようにモーゼスが小夜に一閃していた。
5人とも小夜を追う。
今ならと思い切って飛び上がり、
「カイ・・・」
彼のいる部屋に飛び込んだ。



飛び込んできた影をデヴィッドは撃ち、しかし、それは見覚えのある顔だった。
「イレーヌ!」
思わずデヴィッドの前に立ちはだかる。
「そこをどくんだ!」
怒号に怯むことなく、
「どかねぇ!」
と睨み返してやった。
彼女なら話が分かる。ならば、これがいかに不毛な争いであるかを仲間に説いてもらえば・・・
「戦いをやめさせくれ。こんなことをしなくたって俺達は・・・」
ドサッ、と。
彼女の膝が崩れ落ちる音が耳に入った。
思わず走り寄る。その頬から首にかけて、彼女がソーンと話してくれた死の刻印が目に飛び込んできた。
思わず泣きそうになる。
「目を開けろ!イレーヌ!」
必至に懇願する。
「カイ。会えて良かった・・・」
そんな最後みたいな言葉を残すな・・・!
と訴えかけようとした瞬間、周囲が黒い影に覆われ、俺の体は宙に投げ飛ばされていた。
ガツン、と壁に背中を打ちつけた痛みで意識だけは覚醒する。
シフの誰かに投げられたのか。
いや、今はそんなことどうでもいい。

「・・・・・・小夜」
シフと対峙する小夜に声をかける。
「小夜、頼む。お前の血をイレーヌにわけてやってくれ!イレーヌを・・・助けてやってくれ・・・!!」
思いつく限りの懇願を口にする。
彼女が助かるなら今は迷ってる時じゃないんだから。


カイにそう言われた小夜の瞳からは紅色が退き、変わりに困惑の色が浮かんでいた。




See You Next..."Blood of Curse"



<感想>


ウワァァ━━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━━ン!!!!

遂に来たか、イレーヌ死亡フラグ!
まぢ死んだらどうしよう。
せっかく「BLOOD+で一番幸せになって欲しいキャラ1位」に(管理人脳内で)輝いたのに、このままイレーヌ死んだら俺が浮かばれねぇ

てか、小夜の血は単純に翼手には毒なんだから、イレーヌ死ぬ確率が大きくね?
しかも、何気にイレーヌって剣使ってたのね。
ポイント高いですよ!
これは死なせたらいけませんよ!

ついでに、カイと幸せになって欲しいと思ったのは俺だけではないハズw
ってことで、来週は見逃せないな。

え?
来週のタイトルが「呪われた血」って・・・・・・嫌な悪寒((;゚Д゚)ガクガクブルブル
記事編集00:39 |  Anime(アニメ雑記) |  トラックバック:0 |  コメント:2 |  Top↑
コメント
イレーヌ「カイ、(殺してくれて)ありがとう」
な展開もあり得るわけでして。
時雨さんの予想が大当たりwするかもしれませんね。
言霊ってヤツですか?
古河 |  2006.04.23(日) 19:01 |  URLコメント編集
>古河さん
やめ、やめて-----!
イレーヌ死んだら(´・ω・`)ショボーンになるんで。
長閑時雨@管理人 |  2006.04.26(水) 20:43 |  URLコメント編集
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